インドの韓国LG化学の工場から漏れた猛毒ガスで13人死亡、100人重症、5000名以上が呼吸障害

【JIJI.COM】インド東部ビシャカパトナムにある韓国LG系の「LGポリマーズ・インディア」の化学工場で7日未明、有毒ガスが漏れ、地元民放NDTVによると子供を含む13人が死亡、200人超が病院に搬送された。
1000人超がガスの影響を受けた可能性があるといい、犠牲者は増える恐れがある。

 複数の地元メディアによれば、工場は、インド政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月末に開始した全土封鎖の影響で操業を停止。ヒンドゥスタン・タイムズ紙(電子版)は「40日以上の閉鎖を経て、7日から操業再開の準備をしていた」と報じた。当局が事故との関連を調べている。

 事故は、7日午前2時半(日本時間同6時)ごろ発生。ガスの影響は、工場から半径3キロの範囲に及んだと報じられている。

 地元当局は「マスクなどで鼻と口を覆い、速やかに現場から離れるよう」ツイッターで住民に呼び掛けた。
NDTVは、立っていた女性が膝から崩れ落ちそうになり、周辺の住民に支えられる姿を放映。「住民は、目が焼けるような感覚と呼吸困難を訴えた」という当局者の話を伝えた。

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